| <新たな異変> | |
| 平成16年早春 生理が予定よりやたら早い。と思ったら止まってしまう。生理の終わり頃のような茶色い少量の出血。 それが1週間くらい続き生理になる。 そんなことが半年続いた。「これって不正出血だよなぁ。」 やっと婦人科へ足を運ばせることになったのはこの不正出血だった。 6月 仕事を休みたくないので土曜日に受診出来る個人病院を探す。 最初に行った病院は引っ越したため通える場所ではなかった。 ネットで調べ家から車で7〜8分の同じ区内の【○○レディースクリニック】へ。 「米粒大のポリープがありますねぇ。これが不正出血の原因でしょう。取っておきます。」 そして「7cmくらいの筋腫があります。超音波だと卵巣とかぶって見えるからMRIを撮りましょう。」 7cmと成長した筋腫があるのに月経過多や貧血がないので先生は卵巣腫を疑ったらしい。 血液検査の採血をし、【臨床検査センター】というところへMRIの予約が入れられいつもの総合病院より3割も高いMRIを撮った。 翌週、血液検査とMRIの結果を聞きにクリニックへ 「貧血などはないですね。血中コレステロール値が高いから高脂血症にならないように気を付けてください。 また何かあったら来てください。」 「先生、MRIは?」それが一番重要でしょうが! 「ああ、そうか。いまこれ壊れてるから。」と写真観察器(医師の隣にあるレントゲン等を診察する後ろからライトを当てるやつ【シャウカステン】というらしい)を指さして、わたしのMRIを天井のライトに照らした。 「卵巣は心配なさそうだね。まぁ、いいでしょう。」いいでしょうって何が? 結局、高いお金払って撮ったMRIは数秒天井のライトに照らされただけで袋に戻された。 その後2度目の生理の前、またも不正出血。 原因だったポリープは取ったはず、なのにまた?? 今度は近くの総合病院へ行くことにした。前出の神経内科、整形外科と同じ病院。 いろいろなサイトで「個人病院は赤ちゃんを産むための病院で病気については一通りの知識はあっても日々の勉強はしていない」 というのが大半の意見だったこと。そしていまひとつ私自身が【○○レディースクリニック】の院長に信頼が置けないと思ったこと。 総合病院では産科と婦人科が概ね分かれている。 最初に【○○レディースクリニック】で診断されたことを細かく伝え、不正出血が再びあることを伝えた。 内診の結果、「米粒の半分くらいのポリープがありますよ。たぶん前の先生が見落としたか取りきれてなかったんでしょう。」 そして「筋腫ですけどおそらく子宮の外側に出来てますね。これだと筋腫がそうとう大きくなっても生理の症状はほとんど出ませんよ。」 「えっ?拳大か貧血や出血があったら手術だって言われましたけど・・・」 「MRI撮ったのに?おかしいなぁ。もう一度MRI撮りましょうか。」 またかよ〜今年に入って腰、首、そして子宮2回と4回もMRIを撮る結果に。 ここの病院はMRIの予約が約3週間後ととっても先の話。 10月はじめその結果、「やはり子宮の外側に垂れ下がったように筋腫があります。大きくなると他の臓器に影響を与えるようになるので手術を勧めます。」 初めて手術という言葉が出た。 先生によるとすぐにどうこうという病気ではないのでやりたくなければ半年に一度の定期検査でもいいとのこと。 つまり自分で決めろってことです。 私はその場で「手術して下さい。」と言った。 どうして即決したかというと今しなくてもいずれしなくてはいけなくなるのならあと8ヶ月のうちにしたかった。 理由は郵便局の簡易保険が平成17年6月に満期になる。脊髄に完治しない病気を持っているわたしはもう医療保険には入ることが出来ない。 なら保険のあるうちにわずかでも医療保険を使いたかった。 「手術には1ヶ月ほど(事前検査などの)準備が必要です。手術しようと思う時の1ヶ月くらい前にまた来てください。」 わたしが診察を受けた先生は週1度だけこの病院に来ている先生で元々この病院の先生ではない。 手術の執刀をするのはこの病院の部長先生らしい。 どれくらい仕事を休むことになるのか看護師さんに聞いてみたら「入院2週間、自宅静養2週間」と言われた。 仕事のことを考えると1ヶ月休むことが可能なのは2月しかないと思った。 一応、暇になるし、アルバイトの学生も冬休みに入り平日も出勤してもらえそうだから。 自分のなかで2月7日から入院と勝手に決めた。 年末年始のお休みがあるので12月の中旬に2月手術の意思を伝えに行くことにした。 担当医師に「それでは執刀していただく部長先生に診察してもらってください。」と言われ隣の診察室の前に並んだ。 部長先生はとっても優しげな先生でカルテやエコーの画像を見ながら、「腰の方にも3cmくらいの筋腫が少なくとも2個あるね。外にある筋腫だけ取ることも出来るけど、この筋腫が大きくなるかもしれないね。」 「腰が痛くなるのはそのせいですか?」 「必ずしもそうとは言えないけど、そうかもしれないね。」 先生はこの3cmの筋腫を2つ残すより、子宮の全摘を勧めた。 「あなたくらいの年齢でも子供をあきらめたくなければ子宮は残してもいい。でも何年か経ってまた手術しなくてはいけなくなる人もいる。手術時間やおなかの傷はどちらもそんなに変わらない。出血は全摘のほうが少ない。まぁ、まだ時間はあるから家に帰って相談して、ゆっくり考えて。」と言ってくれた。 私は、再手術は絶対にヤダ。子供を作るつもりはない。そして腰が治るかもしれない。という理由から「全摘してください。」とその場で答えた。 そして手術は2月9日と決まり、希望通り2月7日からの入院が決定した。 それにしても生理に影響ない場所にできた7cmの筋腫。 だったら8年前の大出血はいったいどうして起きたのだろう・・・ 子宮の筋層内にある2個の3cmの筋腫はそのころ2cmだった筋腫なんだろうか・・・ |